auかんたん見守りプラグ|Wi-Fiのない実家に置ける見守りセンサー

実家の居間でお茶を飲む高齢の親と、記事の主題を示す文字を配した水彩のアイキャッチ 親の見守り

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実家にWi-Fiがない。親は新しい機械の操作を覚えたがらない。カメラを置く話は前に断られた。この3つが重なると、見守り機器の候補はかなり狭くなります。

auの「かんたん見守りプラグ」は、その条件に当てはまる家に向いた機器です。コンセントに挿すだけで、親の側の操作は要りません。通信回線を内蔵しているので、実家にインターネット環境がなくても動きます。

この記事は、Wi-Fiのない実家に、親に操作させない形で見守りを置きたい人に向けて書いています。カメラの映像で様子を見たい人や、外出先の居場所を知りたい人には別の機器が合うので、その場合は最後の章を読んでください。

実家にWi-Fiはありません。親は電話とLINE、Instagramまでは使っているので、スマートフォンが苦手というわけでもありません。それでも見守りの機器を調べていくと、「自宅にWi-Fi環境が必要」という条件で候補から外れるものがいくつもありました。回線から用意する話になると、こちらの手間も親の負担も一段増えます。家の回線を前提にしない機器が最初から候補に残ったのは、そういう理由です。

4つのセンサーで、離れた家の何が分かるか

実家の居間で、人の動き・室温・家電の使用・明かりという4つの気配が感じられる水彩イラスト

本体に入っているセンサーは4種類です。どれも親が何かを操作して知らせるものではなく、部屋の状態を測って、条件に当てはまったときにこちらのスマートフォンへ通知が届きます。

センサー 分かること 通知されるとき
モーション 人の動き 設定した時間内に動きがないとき
温湿度 部屋の温度と湿度 暑さ指数から判断した熱中症リスクを4段階で表示・通知
電力 プラグに挿した家電の使用状況 設定した時間内にその家電が使われていないとき
照度 部屋の明るさ 指定した深夜の時間帯に明るい状態が続いたとき

電力センサーは、この機器の性格がよく出ている仕組みです。プラグに扇風機や電気ポットを挿しておくと、その家電が使われたかどうかで生活の様子が分かります。夏に「エアコンをつけているか」が気になる家なら、温湿度と合わせて見られます。

逆に言えば、分かるのは「部屋で何が起きたか」の範囲です。転んで動けないのか、出かけているのかまでは判別できません。通知が来たら電話をかける、という前提で置く機器です。

Wi-Fiのない実家に置けるか

置けます。本体がLTE-Mという通信規格に対応していて、家のインターネット回線につながずに通信します。設置はコンセントに挿すだけで、配線工事もアプリの設定も親の側では発生しません。

申し込みから使い始めるまでは3段階です。申し込み、10日前後で機器が届く、こちらのスマートフォンにau HOMEアプリを入れて機器を登録する。親の家でやることは、届いたプラグをコンセントに挿す作業だけになります。

実家のWi-Fi環境を前提にする機器と比べたときに、この一点が大きく効きます。実家にWi-Fiがない場合の考え方はWi-Fiがない実家でも使える見守り方法の考え方でも整理しています。

auの回線を使っていないと契約できないのか

契約できます。公式の案内では、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイル、Y!mobileなど他社のスマートフォンでも利用できるとされています。必要なのは本人名義のau IDで、持っていない場合は申し込み後に本体と一緒に送られてきます。

条件になるのはスマートフォン側のOSです。Android 13.0、iOS 16.0以上が対象で、タブレットやiPadでは使えません。見る側のスマートフォンがこの条件を満たすかどうかを、申し込みの前に確かめてください。

本体代と月額はいくらか

公式ページの特典では、本体8,800円が50%OFFの4,400円になります。月額はau HOMEの基本利用料539円で、こちらは初月が無料です。

初月無料には条件があります。課金開始日は機器を発送した日の9日後で、その日が属する月が初月にあたります。初月のうちに解約した場合は539円が請求されます。

かかるお金は、この本体代と月額539円、それにアプリを入れたスマートフォンの通信料までです。センサーの通知ごとに追加料金は発生しません。1つのau IDに、かんたん見守りプラグとあんしんウォッチャーを合わせて2台まで登録できますが、2台にしても月額は増えません。

注意したいのは解約したあとです。一度登録した機器は、解約すると原則として再利用できません。解約した月の翌月末までに同じau IDで申し込み直した場合に限り使えますが、そのときは初期費用2,200円がかかります。数か月だけ止めたい使い方には向きません。

置けない場所と、先に知っておく条件

  • 防水ではないため、風呂場、湿気の多い場所、雨がかかる場所には置けません
  • 電波の状況によっては正確に動作しないことがあります
  • 海外では使えません
  • 1つのau IDで契約できるau HOMEは1つだけです

入浴中の事故が心配でこの機器を探している場合は、置き場所の条件で外れます。浴室は住環境の側で整える話になるので、入浴中の事故が心配なとき、家庭で見直すことを読んでください。

自治体の助成金が使えることがある

見守り機器の購入費を助成している自治体があります。公式ページには、購入費の半額を上限1万円まで助成する市や、購入費の10分の9を上限1万5,000円まで助成する区など、実際の制度がいくつか挙がっています。

金額も条件も自治体ごとに違い、申請の順番を間違えると対象外になることもあります。購入を決める前に、親が住む市区町村のホームページで見守り機器の助成があるかを調べてください。申し込みの前に申請が必要な制度もあります。

この機器では足りない場面

実家の窓辺と、外の道を歩いていく高齢の親の後ろ姿を対比させた水彩イラスト

外出したまま帰らない心配がある場合、この機器では追えません。部屋に置く機器なので、家の外の居場所は対象外です。持ち歩いてもらう形になりますが、GPS端末のあんしんウォッチャーが同じアプリで使えます。

通知を受けたあとに誰かが行く必要がある場合は、駆けつけのサービスを足す形になります。公式ではセコムの駆けつけサービスをオプションとして用意しています。警備会社の駆けつけそのものを比べたい場合はセコム・ALSOK比較|高齢者の緊急通報システムと駆けつけ料金が参考になります。

親が見守りの話そのものを嫌がっている段階なら、機器を選ぶ前の話です。見守りカメラを嫌がる高齢者|映像を使わない見守り5つの方法に、断られたあとの進め方を書いています。

もう一度、どんな家に向くか

実家にWi-Fiがなく、親に操作を覚えてもらうのが難しく、カメラは置きたくない。この3つが揃う家では、選択肢がそもそも少なく、コンセントに挿すだけで済むこの機器は条件に合います。

熱中症のリスクや夜中の照明まで見られるので、夏や冬に室温が気になる家とも相性がよいほうです。本体代が半額になる特典があるうちに、親の部屋のどこに挿すかまで決めてしまうと、届いた日から使えます。条件は変わることがあるので、申し込みの前に公式ページで最新の内容を確認してください。

おうちの家族をそっと見守り 【 au 見守りプラグ】

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この記事を書いた人
サナダシン

一人っ子です。両親は車で3時間ほど離れた実家に二人で暮らしていて、実家では猫を飼っています。見守りを考えはじめたのは、しばらく連絡を取らなかった間に、親がオレオレ詐欺でお金を振り込んでしまったことがきっかけでした。それ以来、連絡のルール、詐欺への備え、見守りの機器やサービスを、自分の家で試しながら調べています。介護の資格はありません。将来に備える子どもの立場から、わが家で起きたことと公式情報を分けて書いています。

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